【2045年】シンギュラリティって!? AIは人類最後の発明になる。

ムコQ

どうも、ムコQです。

皆さんはAIってなんだかご存知ですか?

 

ほんの数年前まで聞いたこともなかった方が多いと思うんですが、このAIは『人類最後の発明』なんて言われるくらい、危険性可能性を秘めている発明なんです。

恐ろしい悪魔になるか、それとも人類を未来へ導く救世主となるのか。

 

この記事では、シンギュラリティについてまとめていきます。

【4分でわかる】 AI(人工知能)って何? もう使われてるの? 怖いものなの? 【2038年問題】人類滅亡を示唆するSiriの怖い発言 【Siriの生みの親】ELIZA(エライザ):人を騙すために嘘をついたソフトウェア

 

 

 

シンギュラリティとは

http://bostinno.streetwise.co/2015/10/15/ray-kurzweil-on-artificial-intelligence-vs-the-human-brain/ より。

 

この概念は、人工知能研究の世界的権威であるレイ・カーツワイルが唱え始めた説です。

 

レイ・カーツワイルは、『2045年には、人工知能は人間の知性を超えるだろう。そして物事の概念が変わり、技術的特異点(シンギュラリティ)を迎える事になるだろう。』と、唱えました。

 

これは、汎用型人工知能が実現される事で起こると考えられています。

 

今まで、文明の進歩の主役人類がいた訳ですが、取って代わって人工知能が主役に躍り出る事になるのです。

 

 

人類の成長とテクノロジーの成長

 

人類は猿から進化し、高い知能を獲得してきましたね。そして現代では、人工知能を開発し、ますます高度なことを成し遂げようとしています。しかし、人間が作り出した機械の頭脳は、いつまで人類の手の中にいるでしょうか?

 

哲学者のNick Bostrom(ニック・ボストロム)氏は、機械が人間の限界を超えた頭脳を獲得する日は、そう遠くないと予測しています。

ここから先、スピーチの内容を要約してお伝えします。

人類の成長スピードについて

過去1万年間の人類のGDPをグラフ化すると、こんな形で急速に成長しています。こんな異常な形になったのは、間違いなくテクノロジーの支えがあったからと言えます。

この先を想像する前に、猿と人との間にあるものを考察していきます。

 

猿と人の間にあるもの

この偉大な2人をご覧ください。

まず左側はKanzi(カンジ)です。この方は、200もの構文素を習得しました。これは、信じられないような偉業です。

そして右側がEd Witten(エド・ウィッテン)です。この方は、超弦理論において第二の革命を起こした偉大な方です。

 

では、2人の違いは何か。

 

 

よく考えて見るとわかると思いますが、2人は基本的には同じものを持っています。どちらかが少し大きかったり、いくつか特徴が違う所があるだけで持ち合わせているものは同じなのです。

我々の共通の先祖から、今日まで25万世帯しか存在していません。これらの目に見えない違い(進化)は、そんなに複雑ではないはずです。たくさんの比較的小さな変化がカンジからエド・ウィッテンへと、折れた木の枝から大陸間弾道ミサイルへと我々を進化させたのです。

 

私たちが成し遂げた事や関心のあることは、人間の知性を作ったその比較的小さな変化次第であるということは明らかです。

これらから分かるように、思考基板を著しく変えられるそれ以上の変化は、もしかすると何かとてつもない結果をもたらすかもしれないのです。

 

 

人と人工知能の間にあるもの

現段階の人工知能は、人間が持っているような、学んだり計画を立てたりするという強力なクロスドメイン能力にはまだ遠く及びません。人間の大脳には、私たちがまだ理解し得ない機械が対抗できないようなアルゴリズム的機能があります。

では、人工知能がそれらの機能を得るまでには、どれくらいの月日を要するのでしょうか?

 

様々な専門家の方に、こう質問してみました。『50%の確率で、人間と同レベルの知能を持った人工知能を開発できるようになるのは、いつだと思いますか?

この『人間と同レベル』という定義は、汎用型人工知能の事です。

 

専門家の回答の結果がこちらです。

2040年〜2050年の間に人工知能が人類の知能を抜き去るだろう、と言えるという結果でした。

この時、最初に述べたシンギュラリティを迎えることになるのです。

 

2040年〜2050年よりも早くなるのか、後になるのか、本当のところは誰にもわかりません。しかし、機械基盤の情報処理の限界というのは、生物組織が持っている情報処理の限界の遥か先にあります。

 

結局は物理の話になってしまいますが、これが比較です。

生物組織が持ってる情報処理の限界が分かる比較
  • 生物の神経細胞200Hzくらいで発火する
  • 現在使われてるトランジスタでさえ、GHz(100000000Hz〜)で作動してる

 

  • 神経細胞の伝達スピードは、早くても秒速100m/s
  • コンピューターのシグナル音速

 

  • 頭蓋骨に収まる大きさ
  • 大きさは倉庫のように、大きくて良い

 

今世紀、科学者たちは人工知能の力を目覚めさせる事ができるかも知れません。そうなれば我々は、人工知能の爆発的な進化を目撃することになるでしょう。

 

成長スピードの違い

 

大半の人が、『馬鹿と天才の比較』をするとき、このように考えるでしょう。

左端には、村一番の馬鹿がいて、右端にはエド・ウィッテンなどの天才がいます。そして、この直線内のどこかにあなたがいるでしょう。

人工知能の観点から見ると、実際はこうなんじゃないでしょうか?

人工知能の出発点は、左端の知能ゼロです。そこから何年もの研究でネズミレベルの知能を手に入れます。これは、散らかった部屋の中をうまく通り過ぎる事ができる程度の知能です。そして更にそこから何年もの研究や投資の結果、チンパンジーと同レベルの知能を手に入れるのです。

そこからまた更に研究や投資の結果として、村一番の馬鹿と同レベルの知能を手に入れます。その後すぐにエド・ウィッテンと同レベルの知能を、さっと通り過ぎてしまうのです。

 

村一番の馬鹿も、エド・ウィッテンも、さほど変わらない通過点に過ぎないのです。

 

人間が決して追いつく事のできない進化スピードで、人工知能は進化しています。そして将来的にも、進化していくでしょう。

 

画像やスピーチの内容はこのサイトを参考にしています。この後にもスピーチは続き、人工知能を開発した後の話なども載っています。

ムコQ

ぜひ読んでみてください〜
参考 近い将来、人工知能は人間の手を離れる 機械の未来を予測した哲学者が警鐘を鳴らす理由logmi

最後に

馬鹿の命令を、天才は黙って従うだろうか。

猿の命令を、人間は黙って従うだろうか。

 

文明に置いていかれた猿は、今何処にいるだろうか。

文明に置いていかれた人間は、何処に行くんだろうか。

 

ムコQ

確かに便利な人工知能。しかし、これを人間が管理できないほどに進化させる事はかなり危険と言えます

 

僕らは、本当に面白い時代に生まれたと思います。30年後が楽しみです。

では。ムコQでした。

【4分でわかる】 AI(人工知能)って何? もう使われてるの? 怖いものなの? 【2038年問題】人類滅亡を示唆するSiriの怖い発言 【Siriの生みの親】ELIZA(エライザ):人を騙すために嘘をついたソフトウェア

1 COMMENT

yuna

「馬鹿の命令を、天才は黙って従うだろうか。

猿の命令を、人間は黙って従うだろうか。

文明に置いていかれた猿は、今何処にいるだろうか。

文明に置いていかれた人間は、何処に行くんだろうか。


今、猿は森や林や動物園にいるなぁ。そう思うと猿ってすげぇや

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