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【未解決事件】福島女性教員宅便槽内怪死事件を、30年前の実際の新聞記事を読んで考えてみる

ーー平成元年に起きた、衝撃的なこの事件。実は、不可解な点を多く残しながらも、事故として処理されたままなのだ。

深掘りしてみると、まさに”怪死”と言われている理由が分かることだろう。

ムコQ

一応、閲覧注意です!

【未解決事件】福島女性教員宅便槽内怪死事件の概要

画像:未解決事件・失踪/行方不明事件・印象に残った事件 より

オカルト好きなら一度は見たことあるでろう、かの有名なこの画像。

これだけでもかなりインパクトがあるが、かなり重要な部分を省略しているということをご存知だろうか。

勘が鋭い方なら分かると思うが、この図は糞尿が省略して書かれている。

どれだけの量が”入っていた”のかが重要な指標になるということを、分かっていないみたいである。勘弁してほしい。

 

福島女性教員宅便槽内怪死事件の概要
  • 発見時刻:平成元年2月28日午後6時20分ごろ
  • 場所:福島県田村郡都路村古道字北町24
  • 状況:女性教員住宅の便槽内に、男性の遺体が発見された
  • 死因:凍死

福島女性教員宅便槽内怪死事件の状況

事件現場・遺体の状況

事件が起きたのは、福島県都路村という山間の静かな村のとある教員住宅。

平成元年2月28日18時ごろ、村内の小学校に勤める当時23歳の女性職員A子さんが、4日ぶりに教員住宅に帰宅した際、事件が発覚する。(A子さんは、大喪の礼などで、24日から27日まで休暇を取り、実家に帰っていた。)

 

トイレに入り用を足そうと何気なく便器の中を覗くと、靴の様なものを発見

A子さんは驚いて外の汲み取り口に回り、中を覗こうとしたところ、汲み取り口の蓋は既に開いており、中には男性と思われる足が見える。すぐに教頭先生ほか同僚の教員を呼び、同僚の先生が三春署古道駐在所に通報。

通報を聞きつけた警官は便槽内に詰まった男性を引きづり出そうとしますが、取り出すことは出来ず。村の消防団員も駆けつけ引っ張り出そうとしても、狭くて取り出すのを断念

そこで、便槽の周りを重機で掘り起こし、便槽を壊してどうにか男性を取り出すことに成功。

しかし便槽の中の男性はすでに死亡しており、真冬なのにも関わらず上半身裸で、着ていたと思われる上着を胸に抱えていた状態で発見された。

 

男性の遺体は、洗われたのちに医師による検案が行われ、死因は「凍え兼胸部循環障害」と判定された。

ムコQ

要は、狭い場所で圧迫され続けて凍死してしまった、という見解ですね

体にはヒジ、ヒザにすり傷がある程度で目立った外傷も無く、争った形跡も無い。死後硬直の状況から、発見から二日前の26日頃に死亡したものと判明した。

 

多くの謎を残しながらも、警察は、Sさんが覗き目的で便槽内に侵入し、狭さで出れなくなって凍死したものと判断。

Sさんはとても人柄が良く、選挙の応援演説を任されるほどの存在だったため、警察の判断を不服に思った村民は、一ヶ月で4000人もの署名を集め三春署に提出するが、再捜査は行われず、事件は幕を閉じた

 

遺体で発見されたSさんについて

遺体で発見されたこの男性、Sさんは、教員住宅から車で10分ほどの場所に住んでおり、両親と祖母の4人暮らしで、スポーツと音楽が好きな好青年。

高校時代は仲間とバンドを組んでギターを弾き、自ら作詞もして、作詞ノートを何冊も残していたそう。

A子さんの恋人男性とSさんは交友関係があり、顔見知りだった。

 

福島女性教員宅便槽内怪死事件の不可解な点

ムコQ

注意です。ここから先は、個人的な主観が含まれていますので、鵜呑みにしないでください。

 

 

ちなみに今、日曜日の昼間から都内のカフェでこの記事をカキカキしているわけだが、カウンター席に着席したことに途轍もない後悔をしている。

店員さん「お待たせしました、野菜カレーです。」

隣の客が1人でカレーを食べている横で、便槽内怪死事件の記事を執筆している私。カレーを食べている客がこの記事をチラ見してしまったらどうなる事だろうか。

カフェを出禁になる事間違いなしだろう。急いで仕上げなければいけない。さあ、先を急ごう。

 

不可解な点1:便槽から覗く意味がわからない

まずは何と言ってもこれ。

「覗こう」と思って「じゃあ便槽に潜んでしまえ、ヒヒヒ。」てなるか、という話。

真面目な文にしてしまえば、動機と実際の行動が紐づけられていない。仮に特殊性癖の方だったとしても、便槽内に入るという行動はかなりのリスクを自覚した上で、ということは想像に難く無いだろう。

糞尿が相当量溜まっていたとしたら、「呼吸出来ないかもしれない」と考えるのが普通。そして糞尿はガスを発生させるため、そもそも糞尿の量が少なかったとしても酸欠になる恐れがある。

さらに、この便槽の汲み取り口の土管の直径は36cmしかない。かなり狭い。ボウリングのピンの高さが38cmなので、それよりも小さいという事になる。

20代男性の平均肩幅は44.9cm(ソース)で、Sさんがいくら小柄だったとしても、直径36cmの土管に無理矢理グイグイ入っていくにしてはかなり困難なサイズだ。

ていうかあれ、ボウリングのピンの大きさの例え分かりづらかったな。意外とボウリングのピンはデカかった。

画像:ふるふワールド より

警察の「事故」という判断に違和感を持った有志の方々が、デモンストレーションして見せているこの写真。

キツそうである。

ちなみにボウリングのピンはこのマンホールよりもでかい。

 

動機・行動について不可解な点をこれまで述べてきたが、これが「強要された」のであれば納得できる

実際強要されたのかどうかは不明だが、「酸欠も顧みず、とても狭い、汚い便槽に体を押し込む」という行動は、「覗きたい」という動機だけでは、どう考えても不可解だ、と筆者は考える。

 

不可解な点2:靴が置かれていた場所の謎

最初に、男性の遺体が発見された状況を思い出してほしい。なんと靴の片方は男性の顔の上に置かれていたのだ。

 

仮に、男性が1人で便槽内に潜ったとしたら、以下のような行動になるだろう。

STEP.1
準備

便槽の蓋を開け、クソ寒いけど靴と服を脱ぐ

STEP.2
服と靴を放り込む

体を入れてからは身動き取れないため、先に服と靴を放り込む

STEP.3
体をねじ込む

汚くて臭いが、なんとか体をねじ込み、便槽内で服と靴をキャッチ

STEP.4
便槽内を移動

便器から天井を眺めることができる位置まで移動し、靴を顔の上に乗せ、服を抱きかかえる

STEP.5
写真のような姿勢へ

膝を折り曲げ、あの写真のような姿勢になる

 

こんな感じだろうか。

しかし、「覗く」という目的で便槽内に入ったのに、顔の上に靴を乗せるのはイマイチしっくり来ない。顔を隠すためだろうか。

さらに、あの狭い便槽内で、靴を顔の上に乗せようと手を動かすことは出来るのだろうか。

 

本当にSさんは「1人で」便槽内に体をねじ込んだのか。

これも、第三者が便器側の穴から男性の顔の上に靴を置いた、と考えれば納得できる。「顔の上の靴」が、1人で便槽内に忍び込むのは物理的に不可能だと証明してしまっている気がする。

謎が謎を呼ぶばかりだ。

 

そして、靴の謎はこれだけでは無い。

もう片方の靴は、Sさんの自宅付近の土手で発見されているのだ。仮に、Sさんが単独で覗こうとしていたのであれば、帰ることを考えて、靴は両方とも同じ場所に置いて置かれるべきだろう。

しかし、Sさんが連れて来られたのであれば、納得できる。あれれ。事故か?これ。

 

不可解な点3:A子さんとSさんの足取り

時系列を整理してみよう。

2人の事件前後の足取り
  • 24日(祝日・金曜日):A子さんの休暇初日、実家へ帰省。Sさんは家族に「ちょっと行ってくる」と残し、午前10時頃外出。
  • 25日(土曜日):A子さんは実家で過ごす。Sさんは足取りが掴めていない。
  • 26日(日曜日):A子さんは実家で過ごす。Sさんの死亡推定日、便槽内で凍死したと見られている。
  • 27日(月曜日):A子さんは実家で過ごす。Sさんは便槽内。
  • 28日(火曜日):A子さんは月曜日までの連休明けで、この日は学校に出勤。夕方にSさんの遺体を発見する。

Sさんは、24日の日中から家を出ており、死亡するまでの2日間、どこで何をしていたのか分かっていない

もう既に便槽内に侵入していたのか、それとも…。

元々顔見知りだったSさんは、仮にA子さんが家に不在なのを知っていたのだとすると、覗き目的で26日以前に便槽内に侵入するとは考えられない。

靴を自宅近くの土手に残し、何をしていたのだろうか。

 

噂によると。

村長選挙のウワサ。

イタズラ電話のウワサ。

原子力発電所のウワサ。

ネット上には、この事件に纏わる黒いウワサがいくつか書かれていた。「Sさんは巨大な権力に消されたんだ」と訴える者や、「友人関係が原因だ」と訴える者もいた。

しかしどれも裏付けが取れなかったので、ここではこれ以上は触れない。

 

福島女性教員宅便槽内怪死事件 最後に

これだけ有名で、話題になるほどの衝撃的な事件にもなれば、インターネット上に1つや2つは新聞記事のくり抜き写真が転がってるものなんだが、全くと言っていいほど出て来なかった。(雑誌の写真はいくつか見つかったが…)

そこで、1989年3月2日(木曜日)福島民報(朝刊)の複写を送ってもらったところ、確かにこの事件が起きていた事が確認できた。

記事の内容を載せるのはなんか色々な権利に触れてしまいそうなのでやめておくが、確かに「他人のトイレマンホールで男性凍死」という見出しで、小さく記事になっていた。震えた。

 

「Sさんの単独の覗き未遂で起きた事故」として考えるには不可解な行動が多い、この福島女性教員宅便槽内怪死事件。本当は何が起きていたのか。

感想、是非コメントください。

ムコQ

ではまた!ムコQでした!

5 COMMENTS

Choco

こんにちは。韓国に住んでいる27歳の会社員です。記事は、本当に興味深いよく読みました。ただし質問おりたかっにおける文を少なくなります。韓国ではこの事件が、実際起こらない架空の事件という意見があまりにも多いのです。もし証拠となる資料がでしょうか?

返信する
mukoq mukoq

Chocoさん

コメントありがとうございます。
「事件」として処理されていないこともあり資料が少ないので、なんとも言えないですが、
当時の新聞記事は確かに確認できたので、便槽内で怪死体が発見されたのは事実だと思います。

返信する
Choco

回答ありがとうございます。申し訳ありませんが、もう一つ質問してもいいです?もしスレッドでモザイク処理されている記事の原文を見ることができますか?煩わしくて本当に申し訳ありません。

返信する
mukoq mukoq

メールアドレスはコメントの「j」から始まるもので合ってますか?
もしそうなら原文の写真をお送りいたします。

返信する
Choco

回答ありがとうございます! jで始まるnaver.com系列のメールアドレスが正しいです。親切で詳細な回答にもう一度ありがとうございます。他のスレッドも非常に楽しく読んでいます。有益なブログ活動をいつも応援しています。

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