ムコQ
どうも、ムコQです!
まあ本編なんて全体の1割くらいしか無いですけどね。
動画の最後に、黒地に赤い文字で表示されるCCSという文字。非常に不気味ですよね、何を伝えたかったのでしょうか。
今回の記事は、たっくーTVの『CCS』って文字は何をつたえたかったのだろうと考察する内容です。
2018年12月10日、CCS側の公式発表:『北海道胆振東部地震のCO2貯留層への影響等に関する検討報告書について』を受けて、記事を追記しています。
2019年2月22日、鳩山由紀夫氏のツイートの騒動後、記事を追記しています。
2018年9月6日『北海道地震』と『CCS』の関係とは?
9月7日現在、まだ停電している地域も多いこの地震。この地震には不可解な点がいくつかあります。
『北海道地震』と『CCS』の関係とは?:北海道地震の被害例
画像:https://www.youtube.com/watch?v=c0LiKrNj3ig より
活断層の真上でも無い、多くの広い地域で土砂崩れが起きたこの地震。これを、地震学者は『昨日の雨が染み込んで表層崩壊した』『未知の活断層があった』などと考察しています。
しかしここまでの広範囲の表層崩壊は、下からものすごい大きな力が突き上げない限り起きないと言われています。しかも、この真下に断層は無いのです。そして、活断層が動いただけではこんな広範囲の表層崩壊は起きないので、未知の断層というのはこじ付けにすぎません。さらに、強い突き上げる力を全く説明できません。
この表層崩壊は、小規模な『火山噴火による山体崩壊』とみなすと全て簡単に考察できます。まさに火山噴火と同じような爆発が地下で起き、そのエネルギーが地表を突き上げたのです。
定説地震学者による活断層理論よりも地震爆発論の方が、強い突き上げる力や、大きなエネルギーの説明が付きます。
『北海道地震』と『CCS』の関係とは?:地震爆発論
石田昭氏による、『地下の爆発によってそのエネルギーが地表を突き上げ、地震が起きる』という理論です。
通常、地下ではこの解離度に応じて安定した状態、静穏な状態でおさまっています。しかし、マグマが上昇したり、地殻に亀裂が入って圧力が変化すると、静穏が破られます。すると状況は一変し、その場の熱と圧力によって決まる水の解離度に応じて、結合(爆発)したり、解離したりの反応が騒々しく起こります。この爆発が地震の真相です。
例えば、昨年スペインのロルカが起きた地震は、地下水の汲み上げによって地下水位が250メートルも低下したことが原因とされていますが、25気圧もの圧力低下によって、上図からわかるように解離度が高まり、水素ガスが蓄積され、爆発したことが理解できます。また、デンバーでの廃液注入やCCS(CO2の地下貯留)プロジェクト、およびシェールガスの採掘に際して地震が起きていますが、廃液などを圧入することによって、既存の地下水を高温度の領域に押しやり、解離度を高めてしまったことが原因で地震を人為的に起こしてしまった可能性があることも理解できます。
これが地震現象の正体です。したがって解離している層が安定するまで、地震は繰り返し起こります。これが大地震の後では解離層が大きく乱されるために、なかなか安定しない原因です。また大地震ほど余震が止まらない原因です。小さな地震ではすぐに解離層が安定するので、余震の数も少ないわけです。
要するに、地下に不用意に高い圧力を掛けて液体などを圧入することは、解離ガスを不安定化させ、爆発し地震を引き起こす元になる危険があると石田氏は言っています。
『北海道地震』と『CCS』の関係とは?:CCSって?
『CCS』とは、『Carbon dioxide Capture and Storage』の略で、『CO2の地下貯蔵』のことを言います。
火力発電所や製油所、製鉄所など大規模工場から排出されるCO2(Carbon dioxide)を大気中に放出する前に捉えて(Capture)、地中に貯留する(Storage)技術のことだ。
確かに、化石燃料を燃やすことで発生するCO2を地下に埋めてしまうことができれば、エネルギーの利用と温暖化対策の両立が可能になる。(竹内純子国際環境経済研究所主席研究員)
引用:https://gamp.ameblo.jp/docomo1923/entry-12403130850.html より
実は、今回の地震の震源近くの苫小牧に、二酸化炭素を地中に埋めるCCSの実証試験が大規模に行われています。
CCSに関しての画像はコチラ(http://www.japanccs.com/business/demonstration/ )より見ることができます。
- 2016年4月から試験操業を開始し、2017年2月から本格的にCO2圧入を始めた
- 隣接する製油所からCO2ガスを分離回収し、苫小牧港港湾区域内の地層へ圧入
- 228気圧まで圧縮されたうえで3000メートルの地中深くへ送り込まれる
- 2018年度末までの3年間で30万トンを圧入する計画
- 費用は総額600億円もの高額のプロジェクト
『北海道地震』と『CCS』の関係とは?:石田氏の警告
ページを読みたい方はコチラです。
画像:http://www.ailab7.com/log/eqlog1831-1850.html より
CO2の圧入はもっと先のことかと思っていましたが、中間報告書を読むとすでに前段階として、水の注入を行っているようです。水であれ、液化炭酸ガスであれ、液体を圧入することは解離ガスの発生を促進する危険性、つまり人為的な地震発生の危険性が高まる可能性がありますので、地震爆発論学会として、警告を発しておきます。
中越地震、中越沖地震と云う二つの地震を起こした疑念のある新潟県長岡市でのCCS、岩手・宮城内陸地震を起こした疑念のある秋田県雄勝実験場でのCCS、そして東北大震災の津波災害を引き起こした可能性のある福島県いわき市沖でのCCS、これらを検証することなく、苫小牧でのCCSを進行させることは、日本国民の悲劇を繰り返す危険性があることを強く警告します。
また、地震学者や日本地震学会、またマスコミ各社もこの危険性を何ら把握していないことをも、警告しておきます。
地震現象の正体は現時点では未知科学に属するものであることを認識する必要があります。
そもそも、CO2を地中に隠匿しなければならないという「思い込み」は『地球温暖化詐欺』に国家として引っかかっていることを気付かなければいけません。 CO2は陸上の植物や、海中の海草にとっては「食料」にあたるものです。植物や海草が豊かに繁茂することは、人間や動物にとってはあり難い、恵まれた事のはずです。
「不都合な真実」を喧伝したゴア氏が論拠としたグラフを見れば、気温が上昇してから、しばらくして二酸化炭素の濃度が上昇することが分ります。CO2濃度が高くなるから気温が上昇するという論拠は因果関係が逆なのです。
文明の発展は気温の上昇と密接な関係があることは歴史が証明するところです。CO2が地球温暖化の犯人であり、避けなければいけないと思い込まされているのは、詐欺行為に引っかかっているのです。
温度が上昇することは人間も動物も快適な暮らしができる条件、文明の発展する条件であって、忌避すべきことではありません。温暖化によって南極の氷が融解し、海面が上昇するという話は正しくありません。
引用:http://www.ailab7.com/log/eqlog1831-1850.html より
さらに、去年7月のコチラの記事。
中越地震が起きたとき([869])には私も、CO2圧入作業の実態(長岡市深沢・岩野原実証試験)を知りませんでした。年が明けた2005年1月にCO2の圧入作業を読者から知らされびっくっりしました([955])。
中越地震は圧入から1年3ヶ月後に発生し、中越沖地震([1267])は圧入から4年後に発生しています。圧入開始からの時系列がRITEのサイトに掲載してあります。トータル10,405トンを圧入して、中越地震後の2005年1月11日12時に完了となっています。
(因みに、長岡の実証試験はデータの収集が目的であり、勿来沖、苫小牧沖、などは本格事業です。勿来沖での圧入事業も、東北大震災のあと、中止され、苫小牧沖に移っています。北九州でも本格事業が進行中です。)苫小牧沖でのCO2圧入作業は昨年の8月に本格化しているはずですので、そろそろ一年近くになります。大きな地震が起きなければいいのですが、少なくとも、二つの中越地震の教訓という文脈でのマスコミ記事は見たことがありません。
CO2地中貯留プロジェクト
岩野原実証試験・モニタリングより「地震学者やメディア」は何も騒いでいなのに、「何でそんなことを心配しているの?あなたの話には興味が無いです」というのが「お上に逆らわない一般的な日本人の」心情なのでしょうが、私は心配しています。
引用:http://www.ailab7.com/log/eqlog2531-2550.html より
今回の『北海道地震』の原因は、CCSによる誘発だと断言は出来ませんが、地震発生後に”苫小牧の地下から地響きが聞こえる”というデマが流れたりもしました。実際はどうなんでしょうか。
「地震爆発論学会」は典型的な自称学会ですね。
石田氏の経歴は嘘ではないようですが、大学辞めた人が「学会」の会長って変ですよ。
真っ当な学会だと役員等が公表されているはずですが、「地震爆発論学会」にはありません。
地震爆発論も専門誌に寄稿すらしていないトンデモ論のようです。
真っ当な人なら「人災と言い張る地震爆発論」を紹介する必要性すら感じないでしょうね。
ツイートではデマでしたが圧入の時期が地震と近いため疑う人が多くなる。地震が多い時期に岩盤の圧入は勘弁してほしいものです。
「ツイートではデマ」なのに「地震が多い時期に岩盤の圧入は勘弁してほしい」では主張が支離滅裂です。
胆振東部地震については圧入と地震の関連性を示唆する事実が存在しません。
もちろん、地震爆発論(笑)などは論外です。
その辺りは詳細に↓にまとめてあります。
http://taste.sakura.ne.jp/static/farm/science/earthquake_denver.html
http://taste.sakura.ne.jp/static/farm/science/earthquake_ccs.html
http://taste.sakura.ne.jp/static/farm/science/earthquake_explosion.html
http://taste.sakura.ne.jp/static/farm/science/earthquake_hatoyama.html
苫小牧CSSはCO2を228気圧で実質性能は
年間20万トン。今回は年間10万トンを貯留層に圧入しました。CO2の初期温度が5℃なら
5*228=1140℃です。圧入量から見て
膨大なエネルギーになり地下水が沸騰し地下圧力
変化が出て地震に結び付く可能性が大きいですね。
電気主任技術者なので地熱発電の事前ボーリングで
水蒸気の圧力変化で地震が起きる事は周知の事実です。同じ原理での地震でしょうね!
空想でトンデモ論を流布する前に科学的根拠を確認しましょう。
科学的研究に照らして苫小牧の注水量から予測できるマグニチュードは4以下です。
空間的・時間的位置関係を考慮してもCCS原因説は科学的研究と適合しません。
http://taste.sakura.ne.jp/static/farm/science/earthquake_artificial.html
自分の足元にある地面に、強力なガス注入ポンプを入れることの、どこが「科学的」なんでしょう?どこが「合理的」なんでしょうか?
このCCSという行為のほうが、よっぽどトンデモではないですか?
何十万トンという二酸化炭素を地中に圧入して、何も起きないと考えるほうが異常です。
CCSを支持するあなたがたは、カメルーンの湖水爆発事故で村が全滅したことを知らないのですか?現在のカメルーンでは日本の技術協力のおかげで、そのような悲劇は起きないと思いますが、その日本で、こんなバカげた技術のせいで大勢の人が亡くなる危険があることを、どう考えるのでしょうか?
本気でCCSが安全だと思っているのでしょうか?それは科学的な態度とは到底思えません。
筆者です。
その意見は痛いほどわかります。
あまりここでお話ができませんが、この記事はCCSから訴えられた後、大きくリライトしております。
つまりはそういうことです。
申し訳ない。
>何十万トンという二酸化炭素を地中に圧入して、何も起きないと考えるほうが異常です。
想像ではなく、根拠を示してください。
>CCSを支持するあなたがたは、
CCS地震原因説や地震爆発論(笑)の矛盾点を指摘することと、「CCSを支持する」かどうかは全く関係がありません。
>カメルーンの湖水爆発事故で村が全滅したことを知らないのですか?
「カメルーンの湖水爆発事故」は火山活動という自然現象で発生したものです。
「何十万トンという二酸化炭素を地中に圧入」したことによって発生したものではありません。
>本気でCCSが安全だと思っているのでしょうか?それは科学的な態度とは到底思えません。
外を歩いたら隕石が落ちてきて頭に当たって死ぬ可能性は全くないと考えるほうが異常ですよね。
その可能性が許容できないなら、家から一歩も出ることはできません。
家の中でさえ安全とは言えないのでシェルターに立て籠もる必要があります。
しかし、本気でそうした行動を取るのはただの偏執狂です。
夢物語でギャーギャー騒ぐ方こそ、「科学的な態度」ではありません。